きたの国から中学受験2023

北海道で塾なし受験 2010長男2012長女2018次男

娘のペンケース

息子(小6)が自宅で勉強中にコンパスを使いたくなりましたが、学校に置いてきてしまったということで、娘(小4)の学校で使っているペンケースを(勝手に)漁っていました。

コンパスは入っていたのですが…

 

息子「やば。えんぴつ1本しか入ってないよ。」

 

え!!!!!!(私の心の叫び)

 

私「いやいや、嘘でしょ」

 

息子「いや、本当だって。ほら。」

 

息子がペンケースの中をみせてくれました。

定規、三角定規、分度器、コンパス、小さなメモ帳、赤ペン、青ペン、サインペン、消しゴム、えんぴつ

すべて1つずつ入っていました。

 

驚愕です。

 

1つ機能につき1つしかもたないやつです。

娘は天然のミニマリストだったようです。

 

↑の息子と私のやり取りは娘が出かけているときの出来事だったので、帰宅後に真相を確かめました。

 

 

私「えんぴつ一本しか入っていないど、これはたまたま?」

 

娘「いや、いつもだよー」

 

私「えんぴつ一本だったらさ、すぐに先が丸くなっちゃうでしょ?困らないの?」

 

娘「大丈夫だよー学校にえんぴつ削りあるし、休み時間に削れるからー」

 

私「…」

 

私は娘の1本しかないえんぴつをみて、

なんとなく、娘の気持ちを感じ取りました。

おそらく、娘は1本のえんぴつしか、自分に管理できないことを分かってやっていると。

娘はADHDっぽい子です。自分の生きにくさをうまくカバーしようとしているのではないかと。

(いや、ただの怠惰なのか…)

 

数本のえんぴつを持っていると、管理できずに何本かなくしてしまうし、毎回何本も削るのが手間だから、1本だけ削ればいい状況にすればいいと考えているのだと思います。

学校のルールでは、何本か持ってくることになっているはずですが、娘が自分なりに工夫してやっていることだと思い、やりたいようにして、先生から注意されたら直したらいいかな、と思いました。

 

しかし、さすがに1本は心許ないです。

 

私「えんぴつ1本だとなくしたら本当に困るから2本にしない?」

 

そう提案したので、それから娘はえんぴつを2本持っていくようになりました。

 

本当に独特な娘です。