きたの国から中学受験2023

北海道で塾なし受験 2010長男2012長女2018次男

息子と向き合うこと。

ここ半年ほど、息子は【自走】していた、というか、息子を【放置】していたんではないかと感じていました。

塾技を一緒にやっているときは向き合っていたけれど、今は向き合えていない。

塾に行っているわけではないし、今何が出来て、何に躓いているのか把握しながら進めないと、今の勉強の質は良くならないとわかってはいたものの、行動にうつせずに、やきもきしていました。

 

さて、どうするか。

夫に相談しました。

私がもやもやしていることや、息子もそれなりに頑張っていること。ただ、今のままではきっと良くないのだということ。

色々話し合った末に

【毎日30分、その日学習したことを振り返る時間】を夫と息子でもつことになりました。

 

まず、息子帰宅後の2時間、息子はいつも通りに勉強と丸付けをする。

夫が帰宅し、夕食を食べ終えてから、息子と夫の勉強振り返り時間を設ける。

という流れです。

 

夫も最近は息子を放置していました。

受験まであと4ヶ月。

恐らく、夫自身も4ヶ月なら毎日続けられると思ったのでしょう。

 

そんな【振り返り時間】を始めて5日が経ちました。

息子の問題点は次々と明らかになっていきました。

例えばこんなことです。

算数の問題を解く→丸付けをする→間違っていれば解答の説明を読む

これは今までもやってきたことですが、これをしたからといって息子はこの間違った問題を解けるようになっていませんでした。

次回同じ問題をやってまた同じように間違えるのです。

なぜかというと、息子は間違いを知ったあと、解答を見て、 解き方を一度知っただけ で、解けるようにはなっていないのです。

ここが私と夫(つまり大人)と息子(子ども)の大きな違いなのだと気づきました。

大人は解けるようにはならないと意味がないことを知っているから、解けるようになりたくて解説を読みますが、子供は、ただ【解説を読むという流れまでをやりなさい】と言われているだけなので、読むことが解くための手段、方法であることを理解していません。だから読んだところで解けるようにならないのです。  

 

そこで夫が息子との時間にやらせたのは間違った問題の解き直し、もしくは類題を解かせることです。間違ったり、分からなければ、その日に学習したことが不十分であることがすぐに分かってしまいます。これにより、間違った問題を放置せずにいられなくなり、解答、解説を読む時間もただの作業ではなく、意味をもった行為にしなくてはならないと自分で意識するようになりました。

 

長々と書きましたが、やっていることは大したことではありません。

ただ、息子と向き合う時間をもっただけです。それでもこれは大きな意味をもつ一歩なのではないかと思います。

と言いながら頑張っているのは夫と息子で、私は見ているだけで何もしていないので楽なものです。

がんばれ~二人とも〜!!


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