きたの国から中学受験2023

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文理のトップクラス問題集

文理のトップクラス問題集。この出会いは衝撃でした。

 

三年生だった息子。夏休みにはなんとか三年生の教科書ワーク(算数)をやり終えたので『ちょっとレベルの高い問題集をやらせてみたいな。』そんな気持ちで私は書店で問題集を探していました。パッと目に入ったのが【トップクラス】という文字。『トップクラス問題集かぁ、力試しにやらせてみたいな。』そう思い、早速購入し、やらせてみることにしました。

文理のトップクラス問題集。中学受験に対応している、書店で手軽に買える問題集の中では最難関といえる内容です。問題集の構成は解答の説明以外に解説はなく、ひらすら問題が載っています。問題集には、単元ごとに、簡単な順に、標準、ハイクラスA、ハイクラスB、トップクラスとレベル分けされ、それぞれ2ページずつで構成されています。

 

息子はまあまあ算数ができる子、そんな印象でいたのですが…トップクラス問題集をやってみたところ、標準問題ですら60点から80点。ハイクラスAからすでに自力でできる問題がほぼなく、ハイクラスBからは自力では一問も解けないレベルでした。

このように 全然レベルが合っていない のですから当然勉強に対してのモチベーションはだだ下がりです。自信もなくす勢いでした。

これは間違いなく、この問題集を与えてしまった私の責任だと深く反省しました。

それでも買った問題集をやらないで終わりにするなんてドケチな私ができるわけがありません。三年生夏から三年生の終わりまでかけてなんとか、ようやく、死ぬもの狂いでやりました。この経験により今後はトップクラス問題集は買わないと誓いました(がその二年後娘が三年生になったときにまた買います汗)

現在はトップクラス問題集でも徹底理解編というほんの少し簡単な問題集もでています。

現在の私ならば、夏までにその学年の基礎の学習を終わらせ、冬までにハイレベル(やや難易度の高い)問題集に移行し、だいぶ知識が定着した冬から春にかけてトップクラス問題集をやるかな、と思います。それだけトップクラス問題集は難しく、またやりごたえのある問題が多いのです。

良い問題集でも与え方が悪いと効果的な学習にはなりません。与えるタイミングはよく考えるべきだと学んだ出来事でした。


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