きたの国から中学受験2023

北海道で塾なし受験 2010長男2012長女2018次男

全国統一小学生テストの衝撃

息子は三年生のときにはじめて全国統一小学生テストを受けました。全国規模のテストは初めてでした。

学校の実力テストはそれまで悪くない結果だったので、結構期待していました。

 

結果、国語、算数ともに偏差値は50をちょっとこえる程度だった記憶があります。肩透かし、という印象でした。それなりにできると思っていたので『あれれ?』という状態です。

中学受験をする子たちが受験するテストでは偏差値は低めにでると聞いたことがありました。ただ、この全国統一小学生テストがそのテストにあたるのかはわかりませんでした。

なんだかわからない不安が押し寄せたような記憶があります。結構勉強を頑張ってきたつもりなのに、偏差値50ちょっと。『このままの偏差値ならなんだか残念だなぁ。』『むしろ下がる可能性だってあるよなぁ。』『このまま私が家で教える学習を続けていっていいのだろうか。』

全国統一小学生テストはその後長いこと私たち親子にとって鬼門です(今も)

五年生になった今はもっといい成績になった、とは言いがたいです。正直いいときと悪いときがあります。ただ、毎年二回あるテストを受け続けています。

全国統一小学生テストは普段解く問題とはちょっと違う感じで、満点をとれる問題ではありません。最初に受けたとき、問題用紙をみて私は固まりました。『中学受験する人たちはこんな問題をといているの?すごすぎる…』初めて受験した子もその親もびっくりすると思います。一回受けて、もう受けるのをやめる。という人も沢山いると思います。(実際我が家は毎回同じ会場で受験していますが、はじめましての子が多く、リピーターは少ないとこどもたちが言っていました)

ただ、受け続けると、問題の傾向に慣れてきます(私も)最初に受けたときよりは難しさを感じなくなってきたのです。

出来なくても続けてみる、自信を失くしたときもあったけれど、我が家の場合は得たものも多かったように思います。 

今の自分の実力を全国規模で知ることができる、テストになれることができる、普段解かない問題にであえる 

これらがメリットだと思います。デメリットは 

必要以上に自信を失くしてしまう可能性がある 

かなと思います。

北海道に住んでいると、中学受験を意識する場面は少ないです。伸び伸び成長するには良い環境であり、ライバルと競い合うチャンスが少ないという意味では良くない環境かもしれないです。

全国統一小学生テストに出会い、我が家の中学受験への考えが少しずつ変わっていったのかもしれません。


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