きたの国から中学受験2023

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中学受験前に英検準2級を

実は小3娘は英検3級、小5息子は英検準2級を取得しています。

中学受験の勉強を始める前までは英語の勉強に力をいれていました。今でも英会話の習い事は続けています。

 

すごく小さい頃から英語を勉強させていたわけではないのですが息子が年長のときから英語に触れていきました。オンライン英会話や英会話教室など色々試しました。フィリピン人とかイギリス人とかそういうことは関係なく、とにかく触れられればいいと私は思いました。

 

家での学習も色々試しました。

最初はphonicsを意識しました。you tubephonics songを検索し、よく見せました。それを覚えると簡単な英語の絵本が読めるようになりました。oxford reading treeのkipper やfloppy がでてくる本はよく読みました。これが英語の【読み】の始まりです。


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同時にアルファベットを書く練習を始めました。アルファベットを覚えたらphonicsを使って、知っている音を文字にする作業、つまり単語を書く練習をします。これが【書き】です。ある程度単語が書けるようになったら、短い文を書く練習をしました。

 

読み、書きも大事ですが、最も重要なのは【耳】です。聞こえないと始まりません。英語に慣れるよう、you tube で小さい子向けのアニメ(英語)を沢山みせました。一番最初に内容がわかるようになったのは、peppa pigです。最近ではテレビでも放送していて、副音声で英語の放送も視聴できます。そのあとはpaw patrol やmiraculous ladybug を観ました。子ども向けのアニメは英語の耳を作りたい大人にもオススメです。

 

そうやって耳がなれたらだいぶ英語を使えるようになっています。そこで息子は小1から英検受験を受け始めました。勉強方法は英検の過去問3回分を英検HPからゲットし、繰り返しやらせる、というものです。

そのときには英語の耳がだいぶできていたので、リスニングだけでもかなり得点できました。

5級、4級はすぐに取得できました。

3級は少しレベルが上がります。それまでとは違い、writing の力が必要になります。マーク式での解答ではなく、質問に対しての自分の考え、またその理由を英語で書かなくてはなりません。これは練習必須でした。しかし、高いレベルのものを求められないのである程度書ければ合格点に達します。二次試験は簡単な面接のみ。英語の耳ができていれば問題視するレベルではありません。3級も小2で取得となりました。

 

娘は同じように学習し、年長から小1にかけてで5級から3級まで取得しました。

 

さてここからが本番です。英検準2級からは簡単にはいきません。なんとなくの英語では通用しません。たくさんの語彙力も必要になります。正直なところ、子どもたちは耳はいいけれど、英語のボキャブラリーはあまりありません。かなり厳しい戦いになることは間違いありませんでした。そこで、息子小5、娘小3の年に取得を目標に3ヶ月ほど過去問や英作文を書く練習をしました。

結果、息子のみ合格、娘は不合格となりました。息子は一次試験はギリギリ合格、二次試験でも大失敗したようでしたが、こちらもギリギリ合格点に達していて、なんとか合格できた状態でした。小3娘は一次試験で点数がだいぶ足りず、不合格でした。ボキャブラリーが少ない上に、小3の子が読むには難しい内容だったのではないかと思いました。娘は小4か小5で準2級リベンジをさせたいと思っています。

 

このように我が家の英語の学習はそこそこの歴史があります。準2級の過去問演習も中学受験の勉強くらいきついときもありましたが、なんとか乗り越えてきた感じです。

英語はできるようになることが目標ではなく、手段だと考えています。もっていると便利なアイテム、という考えです。必要なときに英語を使って、それぞれの夢を実現させてほしいと思っています。