きたの国から中学受験2023

北海道で塾なし受験 2010長男2012長女2018次男

父の心が折れた日

今日も、いつも通り、

小学生組は午前中勉強をして、

昼食後に息子(小6)は夫とパパ塾をしていました。

 

私は末息子(4歳)とウルトラマンのソフビで遊んでいました。

 

夫はいつもより若干語気が強めでした。

前日、息子は姿勢の悪さなどを夫に指摘されていました。

しかし、今日もだらしない姿勢で、やる気のない態度でした。

そこで夫は、強い口調で息子の態度の悪さを指摘しました。

しくしくと泣き出す息子。

「泣くほど嫌なことなの?やりたくないならもういいわ」

と言う夫。

立ち上がり、泣きながら自分の部屋へ行く息子。

参考書などを乱暴に片付けながら夫は

「苛つく」

と言いました。

ソワソワして私に寄ってくる末息子。

「ちょっと買い物行ってくる」

と車で出かける夫。

しばらくして、無言で家を出て自転車でどこかへ行ってしまった息子。

 

二人とも限界まできていたのだと思いました。

 

家の中がなんだか気まずい雰囲気になっている気がして、残された私と末息子と娘(小4)でドラえもんボードゲームをして遊びました。

それから30分後に夫、1時間半後に息子が帰宅して、お互いにちょっと気を遣いながらも普通に会話していました。

息子はそれから投げ出した勉強をすることはありませんでした。

 

夕食後、ちょっと酔っ払った夫が

「今日は心が折れてしまった」

と言い、他にも色々と、辛い気持ちを吐露していました。

 

私も何ヶ月か前に既に心が折れていました。

夫の気持ちは痛いほど分かります。

 

私と夫が息子と一緒になって出来るところはもうすでに超えていたのです。

親が頑張ることで何とかなる話ではなく、息子の意識がどこまで受験に向かっているのか、真剣なのか、という段階だと私も夫も気付かされたのです。

 

以前から、中学受験で必要以上に苦しむ必要はないと私は思っています。

 

今、ここが親の引き際かもしれないと思っています。

 

親が熱くなるところは終えて、息子自身が無理なく続けられる学習でやっていくべきなのかもしれないと、思っています。


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